今回は、ワンダーボックスのデメリットと特徴・効果と見落としがちな大事なポイントについて紹介します。
メリットと言えばSTEAM教育にも取り組めることや、アプリが面白かったりといろいろ思いつきますが、デメリットについてもしっかり知っておきたいですよね。
一般的な特徴やデメリットに加えて、見落としがちな知っておいて欲しい内容も紹介しますので、参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事ではできる限り、これらのものだけに絞って紹介して他の情報と混在しないよう、分かりやすく読みやすく書いていきます。
ワンダーボックスのデメリット
国語や算数の学校成績に直結するわけではない
ワンダーボックスはSREAM教育の通信教育なので、アプリやキット教材の内容には学校の授業で行う国語や算数のようなものはありません。
そのため、ワンダーボックスを行なったからと言って学校の成績が直接的に上がる!とは言いづらいものがあります。
なので、即効性を持って成績が上がるわけではないので、いますぐ成績を上げたい!という方にはオススメしません。
ただし、STEAM教育はその学校授業で学習するための基礎能力を身につけるための取り組みで、実際にワンダーボックスを行うことでテストの点数が向上した(この時は算数のみ)という論文も存在します。
すぐに効果が目に見えることはないと思いますが、子どもにとって重要な、これからの世界で必要となる考える力や解決策を見つけ出す力など、将来的な学習成績においても期待出来るチカラを身につけてくれます。
通信環境は必須
アプリでは、新しい問題のアップデートや問題のシェアなどを行うため基本的にはインターネットへの接続が必要になります。
ワンダーボックスを検討されている方にとっては大きな問題ではないかもしれませんが、外出先などでうっかり!ネットワークがなくて出来なかった。
ということもあるかもしれませんので、頭の片隅においておいてもらえたと思います。
また、参考にワンダボックスアプリの動作環境も紹介しておきます。
受講料金が高い
ワンダーボックスは、一般的な通信教育との月額と比較すると高い料金の設定になっていると言われています。
12ヶ月払い 3,700円/月
6ヶ月払い 4,000円/月
毎月払い 4,200円/月
4歳からスタートした場合の他の代表的な通信教育と比較してみます。
- こどもチャレンジ すてっぷ 2,980円/月
- すまいるぜみ 幼児向け 2,980円/月
- Z会幼児コース 2,717円/月
こう見てみると、700円〜1,000円ほど高いですね。ですが、ワンダーボックスは何歳でも料金は変化しません。
それに対して、他の一般的な通信教育は年齢が上がるほどに料金が上がってきます。
小学生向けのコースになると、どの講座も3,000円以上とワンダーボックスと変わらない価格になってきます。
また、ワンダーボックスはアプリとキット教材(3種類が毎回届く)というとてもとても豊富なコンテンツを利用できるので、価格も納得できるかなと感じています。
コンテンツが多すぎる!?
先ほども書いたように、ワンダーボックスはアプリからキット教材まで本当に豊富な内容を利用できます。
なので、利用している口コミにも多くありますが毎月、全てを完全にやりきることはほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。
ですが、これが普通でそういう使い方で問題ないとワンダーボックスのサイトでも説明されています。
他の通信教育では、決まった1つか2つのコンテンツしかなくそれが子どもにとって今の興味を感じるものでなければ、ほとんど使わずに1ヶ月分が終わってしまうかもしれません。
子どもの基礎的なチカラをつけるためには継続して行うことはとても重要です。ワンダーボックスにある、豊富なコンテンツの中で毎月、どれかは楽しく続けて取り組んでくれるはずです。
ワンダーボックスの特徴・効果
STEAM教育に対応
これがワンダーボックスの最大の特徴ですよね。
- 子どもの数学的、科学的基礎を養成しながら
- 課題を自ら発見し
- 様々な面から創造的に
- 問題解決の方法を考える力を付けることを目指す
ということがSTEAM教育の主な目的として推進されています。
僕たちが子どもの頃は無かった考え方ですが、目まぐるしい変化が起こっているこれからの時代において絶対に重要で、最低限身につけておかなければならない能力だと言えます。
学校教育としても取り組んでくれていますが、家庭でもアプリや教材で楽しく自然に身につけられるメリットは大きいですね。
プログラミング的思考を育む
STEAM教育の中の一環でもあるプログラミング教育ですが、この「プログラミング的思考」は分かりやすく言えば
『目的を達成するために必要な方法を組み合わせて解決する思考』
と言われています。
もちろん、ワンダーボックスでもこのプログラミング的思考を身につけられるようなアプリがたくさん盛り込まれています。
想像力、やりきる力を身につける
ワンダーボックスの問題は、シンプルにどんどん解いていくものからなかなか難しいものまで様々なものがあります。
また、学校の問題とは違って自分で方法を想像して考えながら答えを見つけ出すものが多くあります。
時には、親が上手くアシストしてあげたりしますが解けた時の嬉しさも倍増で、自分で考える想像力と頑張ってやり切る楽しさがどんどん身についていきます。
ITリテラシーの醸成
”ITリテラシー”は、子どもに身につけさせておきたい重要な力の1つです。
僕たちが子どもの頃はそこまで認識されていませんでしたが、これからの世界でITやAIという流れはどんどん加速していって、使わないようにするという選択肢は難しく、それらをいかに”上手く使う”ことが出来るかが本当に重要です。
ITのプロになる必要はありませんが、子どもの頃からITリテラシーを身につけて理解した上で物事を判断していって欲しいですね。
ワンダーボックスを利用する重要なポイント
これまで書いてきたようにワンダーボックスは、STEAM教育を利用して学習の基礎能力や自分らしく考え、表現する力をしっかり身につけるための教材です。
対象年齢が4〜10歳という設定も、これくらいの低年齢の時に自分で考え、創造的に解決方法を見つけられるような思考の基盤を身につけさせる必要があるからですね。
そして、子ども自身も考えて分かる!を繰り返すので学校の勉強にも前向きになるようです。
ワンダーボックスをスタートするタイミングはいつでも良いのですが、そこからお子さんの勉強や様々なものへの興味を持ち続けてもらえるように僕たち親がサポートしていってあげたいなと思います。
むやみやたらに心配する必要はありませんが、親の私たちも、今、自分の子どもが取り組んでいるものはどんなものなのか?理解して考え続けていきたいです。
子どもにSTEAM教育やプログラミング思考ということを伝えていますしね。
まとめ
ワンダーボックスのデメリットや特徴・効果、大事なポイントについて紹介しました。
ワンダーボックスはこれまでにないSTEAM教育に関する新しい通信教育で、これからどんどん広がっていくと感じています。
良いからこそ、具体的に内容を理解しておきたいですし、今回の記事がその参考になれば嬉しいです。
ワンダーボックスの教材内容や料金などの情報はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ合わせて読んでください。
