パソコンの『タイピング』って重要だけど、実は正しく学んでいる人が少ないものの一つではないかと思います。
インターネットの普及に伴ってパソコンの普及率も急増していて、総務省の調査では2019年で70%近くの家庭にパソコンが普及しています。
スマートフォンが主流になり家庭でのパソコン普及率は少しずつ下がっていますが、仕事では必須のツールですし小学校や中学校でもパソコンやタブレット端末が一気に整備されています。
今の時代、文章を書くのも基本的にはタイピングです。この記事の文章もまさにタイピングしながら作っています。
そう考えると、このタイピングが苦手というだけで人生の多くを損してしまうのではないかと感じています。
逆に言えば、損してしまう人が多いということは得意であればそれだけで大きな強みにもなるはずです。
このサイトでも子ども向けのパソコン教室を紹介していますが、タイピングの技術を小学生の頃から身につけておけば、将来必ず役にたつ!スキルになるはずです。
今回は、そんなタイピングの重要性について説明していきたいと思います。
タイピングが苦手で損をする3つのこと
1、文章作成に集中出来ない
キーボード入力で文章を作成しているときには文章だけを考えているつもりでも、無意識にタイピングにも集中力や思考力が使われています。
どれだけタッチタイピングが出来る人でも100%文章の内容に集中出来ている人はいないと思いますが、タイピングに割く割合は極端に少ないはずです。
例えば文章を思いついて、それを入力するためにキーボードの位置を確認しながら入力していると、初めに思いついていた文章を忘れてしまうなんてこともあります。僕も経験がありました。。。
タイピングを打ち間違えたことで、集中力がどんどん減っていく。なんてこともありますよね。
タイピング中の状況を他人と比較することなんてほとんど無いので、自分ではこれを実感しにくいかもしれませんが、この差を毎日の積み重ねで考えると非常に大きいのではないでしょうか。
2、文章作成スピードが遅くなる
これはシンプルですよね。タッチタイピングでサクサク文章を作る人と、苦手な人とでは1.5〜3倍も文章作成時間に差があるとも言われています。
議事録を作るのが早いとか、仕事が早いという評価はこういったところからも来ているのだと思います。
1の項目で書いた、文章作成に集中出来るからどんどん文章も出てきますし、実際には決まった文章で行うタイピング速度の比較以上の差が出てくるはずです。
パソコンでの仕事がメインの人にとっては、これだけで人生の時間を損してしまっているのではないか?と感じますよね。僕もまさに仕事を始めてしばらくの頃はこういう状況でした。
3、疲れ・ストレスの原因になっている
これまでに書いてきた、集中力が途切れてしまったり作業時間が長くなったりすることはそのまま日々の疲れやストレスに直結してきます。
タイピングをしていて、入力間違いのたびに手を止めて修正して、また書き直して。という回数が多ければ多いほど、想像以上にストレスになっているはずです。
また、タイピングが苦手な人ほど手元や画面を凝視するので姿勢が悪くなり、それもそのまま身体の疲労に直結します。
僕もデスクワークで身体の疲労が溜まり続けていたのですが、タイピングや姿勢を見直すことでマッサージに行く回数は、グンと減りました。
タッチタイピングを身につけるには?
どのサイトを見ても同じことを書かれていますが、基本的にはやはり繰り返しの練習です。
何か魔法のように突然出来るようにはならないものですが、その練習を少しでも効率良く進めたいですよね。
思いつくままにたくさん文章を打って練習をした気になって間違ったやり方を身につけても困ります。
良く知られているものではありますが、ホームポジションに手を置いて、そこから正しく手を動かす訓練が必要です。
世の中には、無料でタイピング練習が出来るサイトがあったり書籍もたくさんあったりします。
そういったものを上手く活用して情報収集しながら進めても良いですし、パソコンスクールでしっかり学ぶこともオススメです。
こちらの記事では、オススメのパソコンスクールを紹介しています。オンラインものや子ども向けの教室もあるので、ぜひチェックしてみてください。
タイピング技術は少しでも早いうちに身につけよう
これまで見てきたように、タイピング技術は少しでも早い内から身につけておくべきです。
一生かかって身につけるようなものでもなく、ある一定の期間それに取り組んで身に付けてしまえばその後の人生でずっとご自身の武器になります。
実は、僕も独学でタイピングを練習して早くなった気でいたのですが、タイピングの練習ソフトで実力を測ってみると、想像以上に出来ていないことが分かってショックを受けました。
その後、タイピングの練習をしっかり行うことで一気に作業効率が上昇して仕事の評価もはっきりと上がりました。
このサイトでは子ども向けのスクールもたくさん紹介していますが、小学生頃からタイピングを身につけておけば、その後の人生で常に得をし続けられると感じています。子どもは吸収も早いですし。
ぜひ、この機会にタイピングに挑戦してみてください。