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プログラミング教育の小中高での役割は?小学校では何を身に付けるべきなのか考えてみた!!

このサイトでは主に、小学校のみなさんのプログラミング学習について紹介しています。

その中で今回は、ではその先の中学校や高校での学習との関係は?ということを考えてみたいと思います。

1、小・中・高でのプログラミング学習の位置付けは?

(小学校)身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気づくこと。
(中学校)社会におけるコンピュータの役割や影響を理解するとともに、簡単なプログラムを作成できるようにすること。
(高校)コンピュータの働きを科学的に理解するとともに、実際の問題解決にコンピュータを活用できるようにすること。

と、文部科学省の会議などでも方向性が話し合われているようです。

小学校では、プログラミングというものをできる限り身近に感じ始めるために。

中学校では、それを使って何かを作る。出来ることをより詳しく知る。

高校では、より現実的に近いレベルでコンピュータを利用する経験をする。

というイメージだと思います。

2、小学校で身に付けておくべきことは?

プログラミング教育に関して、小学校・中学校・高校ではそれぞれこのような位置づけで考えられていました。

この内容から、小学校のプログラミング教育では何を学ぶのか?改めて考えてみます。

当然ながら、小学校の段階からプログラミングを作成し、何かしらの問題解決に取り組むようなことが出来ればそれが一番です!

ですが、これはそのお子さんの興味などにもよってくると思いますので一般的に文部科学省が目指しているのは何か?を紹介したいと思います。

これは、このサイト内の様々な記事でも書いておりますが、

が最大の目的となります!

プログラミングを組んでいくときに重要となる「論理的思考」を身につけること、コンピュータ(プログラミング)というものが世の中でどのように使われているのか知っておくこと。

これらを育んでいき、中学校・高校での実践的な学習の基盤とすることを目指しています。

ですので、難しく考える必要はなくて、まずはプログラミングというものに馴染んでいくところからしっかりやっていくのが良いと思います。

3、最後に

今回は、プログラミング学習の「小学校・中学校・高校」での学習内容を簡単に紹介しました。

冒頭にも紹介したようにプログラミング教育は、小・中・高で順次、義務化が進んでいきます。

そのために、小学校でのプログラミング学習ではこれからの情報社会に向けた”準備”をしっかりする!

という場所になると思います。現段階では、進学に重要な項目でもないことを考えると、難しくしすぎずに、コンピュータの便利さを楽しむ良い機会にしていってくれたらなと思います。