『ICTプロフィシエンシー検定試験』通称『P検』について今回は紹介します。
2012年4月以前まではパソコン検定試験という名称だったのですが、時代に合わせてICTの知識を重要視するためにも名称変更されました。
そもそも、このP検ってどんな試験なのか?目的や受験するメリットは?試験科目は?という情報をできる限り分かりやすく紹介していきます。
P検のポイント解説
P検は、ICTプロフィシエンシー検定試験という名の通り「ICTを活用した問題解決力」の資格試験です。
口コミを見たりしているといろいろな感想がありますが、実益を感じられるP検を受験する大きなメリットは
大学・短大の入試優遇・単位認定となる
ことです。
入試優遇はどちらかというと「選考の際に考慮する」というレベルですが、単位認定となる学校は実際に多数あります。
2級以上が必要になる学校がほとんどで、こちらに一覧が載っているのでどんな大学で単位認定されているのか見てみてください。
P検を詳しく紹介
P検は現在も年間17万人以上の人が受験しており、累計では210万人以上の人が受験しているような試験です。
それだけの人が受けている資格試験ですから、P検を受験することのメリット・デメリットは他にもいろいろあるので、P検とはそもそもどんな試験なのか?ということと合わせて紹介していきます。
先ほども書きましたがP検は「ICTを活用した問題解決力」の資格試験であることが何よりの特徴です。
これはプログラミングが出来ることや、エクセルの関数をたくさん知っているような知識をただ知っているだけではなく、それらの知識や技能を現実の状況に応じて使う能力を身につけるための試験である。ということです。
なので、P検を受験することそのものが仕事での効率化に繋がったり、会社での評価に直結するのです。
実際にP検を受験した人の口コミを見ていると、資格を取れたことも嬉しいけれど、それによって仕事における自身の能力が向上したことなどがたくさん書かれていました。
その他の口コミを見ているとP検は、合格自体のハードルはそこまで高くなくて、2級くらいまでならしっかり勉強すればほとんどの人が合格できる試験なので、履歴書に書いた時の効果などは小さめであるというようなものがいくつかありました。
ただ、P検はしっかりと認知されている資格なので履歴書などにも無いよりも有った方がもちろん良いですし、向上心を持った人だと認識されるだけでも大きな効果です。
P検を受講することでどういう結果を得たいのか、を考える参考にしてもらえたら嬉しいです。
P検の試験内容
そんなP検の試験項目は具体的にどのような内容なのか、簡潔に紹介します。
一般問題 | コンピューター通信 |
情報通信ネットワーク | |
情報モラルと情報セキュリティ | |
プロフィシエンシー | ICTを活用した問題解決 |
実技 | タイピング |
ワープロ | |
表計算 | |
プレゼンテーション(2級のみ) |
それぞれの問題数や時間などは、受験する級によって異なりますが、出題される問題の範囲はこのようになっています。
特に『ICTを活用した問題解決』という項目があることがこのP検の特徴で、この項目のために勉強をすることで、P検を受験することがそのまま日々の仕事などでも役に立つ力を身につけることになります。
P検の受験料金
P検の受験料を紹介します。英検だと1級が最大で12,600円ですが、P検はどれくらいでしょうか。
社会人・大学生 | 高校生以下 | |
1級 | 10,000円 | ー |
2級 | 6,220円 | 4,180円 |
準2級 | 5,200円 | 2,550円 |
3級 | 5,200円 | 2,040円 |
4級 | 3,060円 | 1,530円 |
5級 | 無料 | 無料 |
当然なのかもしれませんが、受講することがそこまでのハードルにならない受けやすい料金です。
また、高校生以下を対象とした学割価格も存在します。P検は大学・短大の入試優遇や単位認定のメリットがあることを考えると、早めに受けて資格を持っておくとそのメリットを最大に得られそうです。
まとめ
今回は「ICTプロフィシエンシー検定試験」通称「P検」について紹介しました。
この記事を読んでくれている方であれば少しでも興味を持っている方だと思ういます。
P検はパソコンの技術を身につけるスタートとしても、持っていて絶対に損はない資格だと思うのでぜひ前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
また、このP検の受験と取得をサポートする教室などもたくさんありますが管理人のオススメするパソコン教室もこちらの記事で紹介しています。
子どもからも通うことが出来て、まさにICTを活用する能力を身につけられる場所だと思うのでぜひ合わせて読んでみてください。
