ロボットプログラミング教室の『クレファス(crefus)』を紹介します。
クレファスの評判もいろいろありますが、実際どうなのか?どんな教室なのか?情報をしっかり見ていけばクレファスが大切にしている部分もよく見えてきます。
- STEM教育×ロボット×プログラミングの考え方で本当に使える力を養う
- 日本で始めてレゴエデュケーションを導入
- 世界最大級のロボット競技会「FLL」に日本代表として毎年出場
- ロボット技術検定の認定校
- ロボット購入のための教材費が高くなる
この記事では、クレファスの特徴と他の教室と比較して何が良いのか?説明して行きます。
クレファスは『e-crefus』という名前でオンライン授業も開催しています。気になった方は、こちらもチェック!
クレファスのカリキュラムと授業内容、料金
まずは、クレファスではどんなカリキュラムでどんなことが学べるのか?見て行きましょう。カリキュラムを見れば、そこがどんな教室なのかイメージが見えてきます。
クレファスのホームページには料金に関する記載はありませんが、調査した結果をもとに紹介しています。
教室にや時期によって変わっている可能性もあるので、参考として頂き体験会の時などに確認してください。
クレファスのカリキュラムは年長〜小学2年までの『Kicksジュニアエリートコース』と小学3年〜高校までの『Crefusコース』に分かれていて、その中でさらに年齢ごとに分けられています。
Kicksジュニアエリートコース
対象年齢:年長〜小学2年生
授業回数:年40回 月2〜4回
授業時間:50分
入会金:16,500円(税込)
コース | 対象年齢 | 月謝 | 教材費 |
---|---|---|---|
ベーシック | 年長 | 11,000円 | |
スタンダード | 小学1年 | 11,000円 | 24,000円 ※ |
アドバンス | 小学2年 | 11,000円 | 24,000円 ※ |

Kicksジュニアエリートコースの名前は、子供の自由な「想像力」(Kid’s Imagination)、そしてそれを具体化するための「創造力」(Creativity)と「科学の知識」(Knowledge of Science)の言葉をもとに作られています。
その名の通り、知識を身につけるだけでなく手を動かして成功も失敗も試行錯誤を繰り返して、学んで行きます。
その過程でプログラミング・ロボット教室の、『基礎知識』『論理的思考力』『表現、想像力』を自然に身につけていくことが出来ます。
そして、ここからがクレファスの特徴の1つだと感じている部分ですが、各コースを紹介しているホームページの文章にも、プログラミングやロボットの知識だけでなく実社会で必ず役立つようなスキル・知識を身につけることを意識していることが書かれています。
例えば、物理や算数はもちろん生物や宇宙、地学まで分野横断的に子どもが興味を持てるように設計されていて、まさにSTEM教育の実践を行なっています。
crefusコース ブロンズ/シルバー/ゴールド
対象年齢:小学3年生〜小学5年生
授業回数:年42回 月2〜4回
授業時間:50分
入会金:16,500円(税込)
教材:53,000円 レゴマインドストームEV3
※入会の初回のみ購入(追加部品の購入がある場合もあります)
コース | 対象年齢 | 月謝 |
---|---|---|
ブロンズ | 小学3年生 | 15,000円 |
シルバー | 小学4年生 | 16,000円 |
ゴールド | 小学5年生 | 17,000円 |

このコースから本格的に学習としてのプログラミングとロボット製作がスタートしてくるイメージです。
ロボットを題材にしたものづくりを行うことで、ものの動く仕組みやプログラミングの基礎、そして算数や物理、電気などの基礎も自然に身につけられます。
最終コースのゴールドでは最終的に、自律型サッカーロボットを作成します。
サッカーロボットと一言で言ってしまいましたが、これを完成させるためには「モーターの動かし方」、「複数のセンサーの使い方」、「それらを動かすための複数の条件を持ったプログラミング」などなど、レベルの高いことを行なっています。
このサッカーロボットを小学5年生で作ってしまえるなんて、正直、驚きです。
クレファスコースからはカリキュラムもしっかり組まれており、それに沿って確実に知識やスキルを身に付けられるように教えてくれます。
そういった面からも、クレファスはレベルの高い学習塾のような感覚が近いのかもしれませんが、基礎学力も身に付けつつ、将来に役立つ力も確実に身に付けられると思うと、充実したコースです。
そして、クレファスコースには『ゴールドコース』を修了した人だけが通えるさらに上のコースもあるのです。
crefusコース プラチナ/M2/M3
対象:ゴールド修了者〜
授業回数:年42回 月2〜4回
授業時間:90分
教材:レゴマインドストームEV3
※ 追加部品の購入がある場合もあります
コース | 対象年齢 | 月謝 |
---|---|---|
プラチナ | ゴールド修了者 | – |
M2 | プラチナ修了者 | – |
M3 | M2修了者 | – |

このコースの月謝の内容は調査では分かりませんでした。しかし、授業時間が長くなっていることからも月謝はさらに高くなっていくと考えられます。
プラチナからは年齢ではなく、前のコースを修了した人だけが進めるようになりますが、学習内容も「変数」や「データロギング」「二足歩行ロボット」「C言語でのプログラミング」などなど一気に実際のプログラミング作業に近づきます。
これらの要素はどれだけ高度なプログラミングになっても基本となる考え方で、論理的思考の面でも様々な分野でも応用出来るようになると思います。
私も、大学の授業レベルでこの内容を行なった記憶があります。小学生、中学生でこの内容を行うというのは、本当にまたも驚きです。
ここまで来ると月謝も高くなってきますが、その価値は十分にあるカリキュラムだと思います。
クレファスの特徴とメリットデメリット
クレファスの口コミ
クレファスの公式ホームページや、塾検索サイトNo.1の「塾ナビ」の情報を参考にしています。
出典:塾ナビ
- 塾の考え方や教材のコンセプトは納得性が高い。講師も一方的に指導するのではなく、子供の考えを尊重してくれる。ただ、教材費が高めである。
- 高いか安いかと言われれば、前者の方かと思いますが、子供が楽しく学んでいるのでいいのではないかと思ってます。
- レゴとタブレットを使ってプログラムを学んで同時に理科の内容や社会の内容なども学んでいるので子供たちも楽しく取り組めている。
- 分からない事を質問すると、分かりやすく分かるまで時間をとって説明してくれる。 ロボットのプログラムの試行錯誤、実際の組み立て、専門的用語は分かりやすいように説明をしてもらっている様子が伝わってきており、先生方の丁寧さが伺える。 通い始めてから、動きのあるものを見つけると、どうプログラムされているか考え、動き方を観察して、たいしたものだと感心する姿が多く見られるようになった。疑問はまた塾に持ち込んで、先生方と話をしているようで、尊敬と憧れを持って、大学へは先生方のところに行きたいと目標を言うようになった。
- 普段のカリキュラムは良いと思います。イベントのカリキュラムはもう少し講師陣が多くてもいいんじゃないかと思います。講師陣が少なく子供が質問しづらい雰囲気がありかわいそうです。
クレファスの教室がある場所
クレファスは北海道から沖縄まで全国に教室があり、その数もどんどん増えて行っています。
北海道・宮城県・福島県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・富山県・静岡県・愛知県・大阪府・兵庫県・奈良県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県・ベトナム・台湾
なんと、実は海外にも教室があるようなのです。世界でも、ロボットプログラミング教室は増えているのですね。
この記事を見てくださっているみなさんは「あの時行っておけば・・・」とならないように、ぜひチェックして体験教室を受けてみてください。体験をしてみることで、教室の様子が一気に分かるはずです。
クレファスはオンラインでの受講も可能!
クレファスでは、オンラインで受講できるイークレファスも運営されています。
オンラインになったことで、近くに教室が無くて通えなかった。という方も安心してクレファスのカリキュラムを受講することが出来ます。
オンラインということもあって、月謝も若干安く設定されているので魅力的です。